私は、女にしては声が低いほうだ。
ハスキーボイスとも言える。
ネットで知り合った人、オフ会で知り合った人
その他大勢から「癒される」といわれる
癒し系ボイス(らしい)
誰の声に似ているかは分からないな。
低めで、落ち着いた印象があるみたい。
演劇だか何だか忘れたけれど
朗読を頼まれたこともある。
たまにお姉さん系って言われるかな。
その話は置いといて。
女性の多くは、「内」と「外」で
声をワンオクターブ変えていると思う。
だが私は「一切」声を変えない。
そのため会社で怒られたって話だ。
幼い頃、低めの声で怒っている母親が
電話に出た途端高い声になって変だなと思ったのがきっかけ。
私には姉が居る。
彼女の地声は、自分よりほんの少し高いくらいの声の高さだ。
姉は小学生のときから、外に出るときに以下3点行っていた。
ワンオクターブ上げる
鼻にかける
もしゃもしゃいって聞き取りづらい
(女特有の気持ち悪い猫なで声)
それをずーっと間近で見てきた。
この嫌悪感分かってもらえるだろうか?
自分と同じような声をしているであろう奴が、
外に出た途端オクターブ声をあげ、
鼻にかけて女性特有のネコなで声を出し始めるのだ。
気持ち悪い、そう思わないだろうか?
たまにウケ狙いとしてなら別にいい。
でも、それが外に出たら常用になる。
自分もそういった声が出せるのかと思うと
身震いしてしまうほどに気持ち悪い。
確かに、電話に出るとき
「高い声のほうが聞き取りやすい」
そういうことはあるだろう。
私だって、声を上げる努力を
しなかったわけじゃない。
途中で気持ち悪くなって出来ないんだ。
気持ち、普段の話し声よりは上げている。
それでも、ダメだダメだといわれるのだ。
飲み会の席で部署の、ほぼ全員から
「電話の声を高くしろ」
「挨拶をもっと大きな声で高く叫べ」
というような事を言われた。
冗談なのか分からないけれど、
「ふなっしーのような声を出せば?」と言われた。
ひゃっはー!
なっしー!
本当に、これで良いの?
とりあえず恥ずかしくて死ぬよ?
私は最初から言っているように
「声が甲高くてうるさい奴」
「鼻にかけた猫なで声」
これが本当に、悶絶してしまうくらいに嫌い。
大嫌いだ。
自分を可愛く見せようとする、ぶりっ子というものが嫌いだからかもしれない。
確かに可愛いかもしれないけれど
自分を偽っていることに変わりないと思う。
それが嫌なのかもしれないな。
男性の場合、あまり声の高さを
変えていないことがある。
でも怒られない。
これが羨ましいな、なんておもう今日この頃。
今日もどこかで女性の猫なで声が
響いているんだろうな…なんて思う。
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ふなっしー可愛い。