仕事の話。
仕事で分かったつもりになっていることが多い。
教えてもらったことは何となく分かってるんだ。「何となく」
でも、根本的に分かってないから間違える。それに最近気づいた。
自分の状況をまとめてみようと思う。
現在の状況
社会人4年目、分からないことが分からなくなっていた。
私の担当? そりゃもう分かってるさ。たぶん大丈夫。
そんな状況だった。
でも、イレギュラーは対応しきれない。
そして、根本的な話になったり、金額の話になると分からなくなった。
先輩には「何でも聞ける」仲だ。
それなのに「分からないことが分からない」そんな状況になってしまう。
その理由を必死に考えてみた。
「分かったつもり」「わからないことがわからない」原因
A=Bの考え方
人から物を教わったときに、
A=Bなんだな、と関連付けて覚えてしまう。
A=Bなんだと自分を納得させてしまうのだ。
自分の中で納得している分、質問なんて浮かんでくるわけが無い。
先輩から「リンゴは果物なんだよ」と言われて「へー、そうなんだぁ」で終わってしまう。
その物について詳しく知らないから「どうやって作るんですか!?」とかの質問に至らないのだ。
根本的な事、大枠から理解できていない
大枠と言うか、根本的な事というか。
その背景にあるものを理解できていない。分かっていないのだ。
先輩「リンゴは木になるよ、当たり前じゃん」
後輩 「知らなかった…」
先輩「○○に良いからりんごを作ってるんだ」
後輩「知らなかった…」
大きなものから学んでいく必要がある。
土がどんなものが良くて、天気がどんなものが良くて…
影響力の大きい土台のようなものから勉強していこう。
経験不足
これが結構重要だと思う。
自分に経験や知識がないから質問することが出来ない。
そもそも、質問できる材料が手元にないのだ。
改善
「なぜこれをするのか」を考えてみる
仕事をするのに背景は大事だ。
作業をする理由、緊急度等分かっている必要がある。
後輩「どうして肥料をまくんですか?」
先輩「ほら、この部分がさ…」
後輩「そもそもなんでリンゴを?」
先輩「それはねぇ~」
こういうものなのだ!と自分で納得させている事があれば
解放して聞いてみること!
自分で調べてから質問する
後輩「先輩、リンゴって甘いんですかね」
先輩「ググレ」
後輩「すみません……Google先生頼む。
…先輩、○×リンゴ甘いって書いてありますが
本当ですかね。食べたことありますか? 」
先輩「あれはな、旨いぞ。糖度がXXもある」
後輩「糖度XXって言われても分からないです。
砂糖並に甘いってことですか?」
先輩「そうだな」
自分で調べもしないで聞くと、必ず怒られます。
調べた上で、聞きましょう。
認識違い
後輩「リンゴは全て甘いですよね」
先輩「そんなことないと思うぞ」
教えてもらったら、「自分はこう認識したが、合っているか?」
という確認をすべきだと思った。
自分の言葉で簡単に説明すると、
先輩も「あ、こいつわかってねーな」と伝わることがある。
(そしたらもっと説明してくれる)
結果
・何故これを行うのか、考える
・自分の認識が合っているのか確認する
・分からなければ聞く (大きな問題になって怒られるほうが怖い)
そんな私は「分かったつもり成人」を倒せてきているらしい。
まだ担当について分かっていないけど分かった振りをしている部分があるので
そこはキッチリ確認していこうと思う。
[追記]
私の直属上司は質問すると必ず答えてくれる。
でもたまに
「そんなことも知らないのwwww うっそだろwww
知らない奴が居るなんて思わなかったwww」と
思い切り蔑み笑いながら貶してくることがある。
そういう上司にならないように皆も注意して欲しい。
では~